✴︎ もーりーのいない台湾で、光っていたもの。

はじめての台湾。
はじめての、ひとり旅。
はじめての、海外公演。
移動が苦手で、いつも家族や友人に頼りきりなのに──
まさか、はじめての“ひとり旅”が海外なんて。笑
そしてなにより、
“もーりーのいない場所”へ向かうという選択をした、わたし。
それでも、あの日。
台北の空の下で、ちゃんとヒカリは降っていた。
✴︎
FCツアー1日目。
ディナーパーティーの会場に着いたとき、
胸の奥にぽっかり穴があいたような感覚が、
ほんの少しだけしていた。
でもすぐに──
そこにはたくさんのやさしいバディさんたちがいて、
目に見えないあったかい風みたいなものが、
わたしの心をふわりと包んでくれた気がしたの。
ドキドキでいっぱいだったわたしに、
隣の席のバディさんが「緊張しますね」って
そっと笑いかけてくれて。
その瞬間、心の中で
ひと粒、星がふわっと灯ったんだ。
大人になっても、はじめての場所でも、
海を越えても、
こんなふうに自然に笑い合えるんだって思ったら、
なんだかもう、泣きそうになってしまった。
もーりーのいないひとり旅。
きっと3日間もたないかもしれないって、
実はちょっと不安だったのに──
2日目には、友人が勧めてくれた九份観光にも行けて、
午後からはバディさんたちと連絡先を交換したり、お茶をしたり。
LIVE開場までの時間も、宝ものみたいに過ごせた。
3日目の朝は、一緒に朝ごはんを食べて、
おしゃべりが止まらなかったね。
まるで、昔からの友達みたいに。
もーりーはいなかったけれど、
もーりーがつないでくれた出逢いが、
たしかに、そこにあった。
だいすきって、
姿がなくても伝わるんだね。
“会えない”って、終わりじゃないんだって。
だって──
こんなにも、心に残る“だいすき”を教えてくれたのは、
ほかでもない、もーりーだから。
ライブが終わったあと、
バディさんたちと「楽しかったね」って言い合えたあの瞬間、
やっぱり来てよかったって、心の底から思えたんだ。
✩⃛⁎𓂃⋆
わたしの中で、
もーりーという存在が
もっと深く、もっとやさしく、
あらたなヒカリとして息づきはじめた夜でした。
⋆𓂃⁎✩⃛
from ame no cüniverse
#もーりー #BUDDiiS #森バディ
#もーりーのいない台湾で
#ヒカリはちゃんと届いてたよ
